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対象者を分身させるエナジーアイテムをゲットしたアミタは数えきれないほどに分身していた。
その全員が銃を栄徒に向けている。
栄徒「さ、流石にこれは･･･」
アミタ×複数「いきます、私の･･･否！私達の必殺技！！！」
何人かのアミタが手に持った武器を片手剣に変形させて斬りかかってくる。
ジャキンッ！！ズバッ！！ズババッ！！！
栄徒「くっ！？」
流石に捌ききれず何度も斬られる。
反撃しようにも斬撃を与えたアミタは即座に消えていくのでどうしようもない。
斬撃の嵐が止むと次は･･･
栄徒「おぉ！？」
アミタ×複数「この弾丸が貴方を撃ち抜きます！！！」
アミタのイメージカラーの青い弾丸が辺り一面に浮かんでいる。しかも残ったアミタ全員がが作ったからか数が半端ではない。
アミタ×複数「アミタクリティカルフィニーッシュ！！」
ズドドドドドドドドドッッッ！！！
栄徒「ぐぁぁぁぁぁ！！！！」
容赦なく魔力弾が発射されていき、避けるきれるわけもなく全て命中
そして弾幕が尽きると･･･
GAMECLEAR！！
という文字と共にレベル１に戻ったエグゼイドがいた。
･･･
栄徒「いやぁ負けた負けた」
アミタ「いえ、よき試合でした。」
二人は握手を交わす。
栄徒「エナジーアイテムを上手く使ってましたね。たぶんこの映像を見てたくさんの人が効果的なアイテムの使い方を知れたと思います。」
アミタ「いえ、私が勝てたのはそれだけではありません。キリエという尊い犠牲が『アーミーター･･･』ひぇっ！？キリエ！？」
ゲームエリア内に響くキリエの声、恐らくスタッフの権限で無理矢理ここに声を届けているのだろう。
アミタ「あ、あのキリエ違うんですよ？決して見捨てたわけではなくてですね！？」
キリエ『言い訳は絶対に聞かないのIZKよ！王様に頼んでなにかしらの仕返しはするから覚えててよね！』
アミタ「キリエ～！！」
栄徒「あ、あはは･･･じゃあ僕はそろそろ」
キリエ『あっ、待って』
栄徒「はい？」
キリエ『こんな形の決着なんて嫌だから、また今度リベンジさせてねぇ』
栄徒「！」
アミタ「私も！いつでもリベンジを受け付けますよ！」
そして息を合わせたかのようにして･･･
アミタ、キリエ「『だからまた絶対に遊びましょう』」
栄徒「･･･はい、約束です。」
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