第4章

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三日目も大盛況を続けたまま終わりを告げた。 時間はすでに9時を過ぎていて、雨が降っていた。 栄徒「ふぅー終わった終わった」 はやて「おつかれさんやーん」 栄徒「はい、はやてさんもお疲れさまです。」 はやて「それでお疲れの所悪いねんけどお願いがあるんやけどいい?」 栄徒「はい?」 ・・・駅前 ザァァァァァ・・・ アインス「雨止まないか、主は迎えをよこすといってくれていたが・・・」 アインスははやてからの連絡を受けてカフェで待っていた。ついでに夕食も済ましてしまおうと思いはやてにその連絡をいれると・・・ はやて『了解や、今迎えにいってる人とご飯食べておいで。 PS、感想教えてな』 アインス「迎えにいってる人?シグナムかシャマルではないんだろうか?けど皆は家でご飯を食べただろうし・・・それに感想とは一体なんだろうか?」 カランカラン♪ カフェのドアが開く、思わずそちらに視線を向けると・・・ アインス「!」 栄徒「あ、アインスさんいた。迎えに来ましたよ。」 アインス「え、栄徒!?」 ・・・ 栄徒「実は雨が降ってきたからアインスさんを迎えにいってほしいとお願いされまして」 アインス「そ、そうか、主が(あ、主~!!?)」 栄徒「ついでに一緒に夕食も食べておいで、とも言われたんですがどうしますか?」 アインス「あ、あぁ君がよければ」 栄徒「よかった。じゃあ行きましょうか」 アインス「?いくってどこに?」 栄徒「ちょっと飲みたい気分なんで付き合ってくれませんか?」 ・・・某所の居酒屋にて 栄徒「乾杯しましょう。」 アインス「う、うん。」 カチンッ グラスでジョッキで乾杯する。 栄徒「んぐっ、んぐっ・・・ふぅ」 アインス「なんというか意外だな。栄徒はあまりお酒とかは飲まないイメージだったよ。」 栄徒はジョッキに注がれたビールを飲む。そしてその様子を見たアインスは少し驚いていた。 栄徒「自分でも二十歳になってこんなに飲むことが好きになると思いませんでしたよ。」 アインス「そうか、私はあまり飲まないけどそうやって気持ちよく飲めるのはいいな」 栄徒「明日もあるのであんまり飲めませんが少しだけ自分のご褒美に」 アインス「なら私も付き合うよ・・・ジュースで申し訳ないけどね」 栄徒「ご飯も食べましょう」
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