第1章

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彼女の名はリィンフォース・アインス 親しいものからはアインスと呼ばれている アインス「今日はうちに最終調整だろう?一緒にいこう」 栄徒「はい」 アインスのいう「うち」とは八神堂のこと、彼女は八神堂の従業員の一人栄徒とは同い年、年が近いということで話すことも多い二人 アインス「今回のイベント、前情報からかなり盛り上がっているそうだね。」 栄徒「はい、難易度も報酬もベテランさんには十分なものですし、それに初心者さんにもやってもらいやすい難易度設定も出来るようにしたイベントなんです。」 アインス「ゲーム会社の全面協力なのだろう?よく許可がとれたね」 栄徒「えっと、社長さんに会ったときは・・・」 ・・・ ?「なるほどつまりわが社のゲームの敵キャラと対戦できるイベントを行いたいと?」 栄徒「はい、ジャンルも様々に用意して例えば「マイティアクションX」ならダンジョンを攻略し、最後に敵キャラのソルティと対決、というようにそのゲームジャンルにあったものを用意したいと考えています。」 ?「ふむ、確かにこの計画書はわが社のゲームのことをよく知っている者が作成したようだが・・・君が?」 栄徒「はい!どのゲームもやりました!檀黎斗社長のゲームはどれも面白くて・・・この計画を考えてるん間僕すごく楽しかったんです!!」 黎斗「なるほどつまり『神』である私の才能を欲しているということか」 栄徒「え?いやただファンなだけで「恥じる必要はない」えっ?あの・・・」 黎斗「この計画・・・いいだろう認めよう!!神の恵みを受け取りたまえ!!」 バサバサーッ!!! 計画書が空を舞う。 ・・・ 栄徒「・・・ってな感じで」 アインス「・・・大丈夫なのか、その人」 栄徒「天才ゲームメイカーな方ですし、あの人柄も踏まえてゲーム業界では人気の方ですし」 アインス「そうなのか、私もやってみようかな」 栄徒「はい、どれも名作揃いですよ。オススメはマイティアクションXで、大人から子供まで楽しめる名作です!」 アインス「そうなのか、なら今度もっと教えてくれないか?天才ゲーマーさん?」 栄徒「んなっ!?や、やめてくださいよ・・・」 アインス「ふふっ、すまない」 ・・・ アインス「今回のイベントで君は助っ人なんだろう?」 栄徒「はい、イベントクリアが難しそうな方の助っ人です。」 アインス「特別なアバターもあるとか」 栄徒「はい一昨日完成したんですよ」
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