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グランツ「確かに君は失敗が多い、けど君は決して諦めなかったじゃないか。そんな君だから皆は君に期待しているんだ。
だからそれを言葉で伝える必要があった。けど伝える必要はない、感じあえると思っていたのが僕達の反省点だ。
だから伝えるよ、君の周りには君を必要じゃないと思っている人なんていない。君にいてほしいと願っている人しかいないよ。」
栄徒「っ!」
益々溢れる涙
『栄徒が自分に優しくないから私が優しくするんだ・・・本当は辞めちゃ嫌だ、離れちゃ嫌だ』
アインスの言葉と
『だからこそ我らは栄徒と離れたくないと思う。たくさんの優しさをくれる栄徒に我らもそのもらった優しさを返したいのだ。』
ディアーチェの言葉が頭をよぎる。
あぁなんで気づかなかったんだろうか
自分は
栄徒「僕は・・・こんなにも皆に想ってもらってたんですね。それが今ごろになって分かりました。」
グランツ「今からでも遅くないんじゃないかな?その気持ちに答えるのは」
栄徒「!」
グランツ「君を想う人がいる。君がそれを絶ち切ろうとしても私たちがそうはさせないよ。そしてそれを知った君はどうするんだい?」
栄徒「僕も皆のことを想うだけでは足りません・・・だから行動します。」
グランツ「うん、それがいい。後これは口出しすべきことではないと思うけど・・・女性への返答は早めにね?」
栄徒「!?なんのことでしょうか!?」
グランツ「今日のことは酔った勢いかもしれないけども真の気持ちをぶつけてくれる人を大切にね。おっと、今日はもう休みさい。奥の部屋を使ってね。」
栄徒「はい!ありがとうございます!」
グランツ「それと、ディアーチェとのことは内緒にしておくよ。じゃないと僕が怒られてしまうからね。」
栄徒「!?は、はい」
・・・
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