第4章

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それからもレヴィとユーリはよく栄徒と遊んでもらい、その話をディアーチェは二人から聞いていた。 そしてまた日が過ぎて・・・ シュテル「ふむ、やはりこの時にこうして・・・」 パソコンを見ながら熱心になにかを考えるシュテル ディアーチェ「どうしたシュテル?考え事か?」 シュテル「!王、本日研究所内でブレイブデュエルのテストプレイ兼大会を行ったのですが」 ディアーチェ「何をやっておるのだこの研究所は」 遊びつつも真面目に仕事しております。 シュテル「それに参加させていただいたのですがその時に素晴らしいプレイヤーに出会いました。」 ディアーチェ「!シュテルにそこまで言わせるとは中々の手練れなのだな」 シュテル「はい、努力を重ねあげて完成した動きに思考・・・不覚にも破れてしまいました。」 その頃の栄徒はレヴィとよくデュエルをしていてのでかなり上手くなっていた シュテル「なのでリベンジの約束をしてきました。次こそは必ず」 ゴォォ・・・と背後からリベンジへの炎が燃え上がっているシュテル ディアーチェ「おぉ・・・すごい者もおるのだな。それが戦闘の映像か?名は栄徒か・・・栄徒!?」 シュテル「はい、レヴィやユーリと遊んでくれている人です。王はまだお会いしたことは?」 ディアーチェ「ないな・・・ふむ、今度の手合いの時はいつだ?」 シュテル「来週にお時間をいただいたので伺うつもりです。」 ディアーチェ「ふむ、主らがここまで世話になっておるものに挨拶せんのはいかんな」 ・・・で、来週 ディアーチェ「どこにおるのだ?」 シュテル「確かあちらに「おい!!栄徒下!!」「へ?えっ?うわぁぁ!」いましたよ。」 二つの大声がのする方をシュテルが指す。その方向をディアーチェが見ると ズルッ・・・ドンガラガッシャン!・・・バサバサー 下に落とした書類を踏んで転び書類を撒き散らしぶつけたのか額を赤くしている成人男性だった。 ディアーチェ「あ、あれか?」 シュテル「はい」 栄徒「あいたた・・・あ、スタークスさん。ごめんこの通りだから少し時間もらえないかな?」 シュテル「問題ありません。大丈夫ですか?」 栄徒「うん、ありがとう・・・えっとそちらの方は?」 ディアーチェ「!、申し遅れた。我はディアーチェ・K・クローディア、シュテルたちと同じくこの研究所でお世話になっている者です。」
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