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結局、シオンの兄、シルフィと俺と侑李の3人で・・いつものカフェでお茶してます・・ 「シオンとぜんぜん、似てネェんじゃねぇ?」」 「ふん、当たり前だ!私よりも劣っているヤツと一緒にするな」 「ブハハハ、高飛車なとこは、そっくりだな」 さっきから俺は遠慮のない2人のやり取りをハラハラしながら聞いていた・・ 「ところで、君たちとシオンはどういう関係だ?」 「俺たちは幼馴染だ、シオンが引っ越して来た時からの付き合いだ」 侑李と俺はシオンとの最悪の出逢いから、これまでの10年間の付き合いをシルフィに話した。 シルフィは俺たちの話しを黙って聞いてた・・そんなシルフィをみてて俺は思った。 俺が想像してた彼と実物の彼との印象が・・だいぶ違うことを・・。 シオンの話しからして、もっと粗野で荒々しい人物を想像してた。 ・・だが、目の前の彼からは穏やかで繊細な印象すら受けた・・。 ふっと、シルフィが妖精を虐めてた話しを思い出した。 ・・今の彼からは想像もつかなかった・・シオンがシルフィと一緒にいたのは10年も前の話しだ・・時が彼を成長させたのかも知れない・・何故か・・そう感じた。
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