水着少女と殺人未遂

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「私は彼と一緒に海で遊んでいたんです。」 「私は泳げないので、浅瀬の方で一緒に遊んでたんですけど、彼が深い方にずんずん進んで行くので、私もついて行ったんです。」 「深いところに行くにも、必ず肩より深いところに行かないようにしてたので溺れることはないと思ってたんですけど、潮の流れに足をとられて少しパニックになってしまったんです。」 「足がつくことも忘れて、ばちゃばちゃと暴れていたら彼が気づいてくれて、助けてくれて……」 「急いでちゃんと足が着くところまでもどって、彼の方を振り向くと、彼がいきなり血を噴き出して倒れたんです。」 「何事かと思って彼に近づこうとした時に気が付きたました」 「上の水着がはだけてしまっていたことに。」 「もちろん驚きましたよ。男の子って本当に鼻血を噴き出すものなんですね。昨夜は楽しみすぎて寝れなかったとか言ってたのと、日差しを浴び続けていた、というのも関係あるかもしれませんけど。」     
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