第1話 トラウマがやってきた

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 夕陽に朱く染まる一室で、少女と向かい合う。どこか蠱惑的な榛色の瞳にみつめられ、セルジュの心臓は尋常ではないほどに暴れていた。  窓枠の影が落ちる絨毯に膝をつき、少女は幼さの残るあどけない顔を伏せる。ごくりと息を呑み微動だにできずにいるセルジュの前を寛げて、まだ柔らかい男根を取り出した。  裏筋をつと辿った白い指先がカリを撫で、ぬめりを帯びたピンク色の先端を包み込む。徐々に太さを増していくセルジュ自身に、少女のほっそりとした指が這う。艶かしいその光景からセルジュは目が離せなかった。  どうしようもなかった。  初めて他人から与えられるあまやかな刺激に抗うことなどできようもなく、セルジュはただ少女にされるがままに快感を貪り続けた。息を荒げながらテーブルに手をついて、必死の思いで身体を支えた。  上目遣いで何かを問う少女の言葉すら耳に入らなかった。乱れた息が耳触りで、唇を噛み締めて必死で息を堪えた。 「あっ……駄目、だ……コレッ……っ!」  口を開いた瞬間、下腹部に溜まった熱が一息に溢れ出す。情けない声をあげ、セルジュは少女の顔に白濁をぶちまけた。
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