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三月下旬
たまたまバイトが休みだった僕は中学校の時の剣道部の集まりに来ていた。
中学校時代仲の良かった翔と近くのゲームセンターで待ち合わせ。
僕は髪色、髪型、ピアスといわゆる高校デビューをしていて見た目がガラッと変わっていた。
翔が来た。と思ったらまさかの素通り。
僕は声を掛けた「翔、素通りは悲しくなるだろ」
振り向いた翔は驚いた顔をしていた「知己...?お前変わりすぎだろ!」
まあ無理もない、卒業してから2年もあっていなかったのだ。そこからいろんな話をしながらも集まりの予定場所の学校に移動した。
後輩の部活姿を見に行くため体育館にいくと一番最初に目に入ったのは後輩ではなかった。
そう、三年前の中学二年の時好きだった妃が来ていたのだ。
まさか来ているとも思わず逃げたしたくなった。
それもそのはず、振られてヤケになって一方的に避け続けて来た辛い過去の相手だった。
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