有月堂書店の手慰み日誌

2018.08.21

　こんにちは。有月です。

　うんざりする猛暑日が連日続いた夏でしたが、その暑さにもようやく陰りが見えてきましたかね。このまま涼しくなってくれることを、冬好きな私は切に願っています……

　さて、新作、書き始めました。短編ですけど。

「アルキナティアの禁忌」という作品になります。

　これ、実は長編からのスピンオフという位置付けです。

「天秤のアンビヴァレンス」という出だしだけ勢いのままに書いて、放置してしまってる作品がありまして。私にとって二作目の長編にして、初のハイファンタジージャンル。ここ数ヶ月というもの、これのプロットを練り直してるのですが……遅々として形にならない。

　これは困ったな、と頭を捻っていたところに、神からの啓示が。

　創作仲間の「千羽 稲穂さん」という方が、ツイッターでハッシュタグ「#物書きによる魔女集会」という企画をスタートされました。詳細は当該ハッシュタグをご覧頂くとして「魔女」が登場するってことはファンタジージャンルなわけですよ。

　上述の「天秤のアンビヴァレンス」も同じファンタジーで、ちょうどメインキャストの一人に魔女っぽいのがいる。これは乗っかるしかないなってことで、その魔女キャラの設定をちょい膨らませてプロットに仕上げ、参加表明しました。

　実はこんな不純な動機だったんです。
　スミマセン、千羽さん。

　さて、このスピンオフ短編「アルキナティアの禁忌」は、あと数回の更新で仕上がる……はず。本編の「天秤のアンビヴァレンス」も同じ世界観のお話なので、これ読んで興味持ってもらえたら幸いです。

　以上、久々の更新でした。