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2020.10.22
こんばんは。有月です。
涼しくなってきましたね。
ひんやりした空気が肌に馴染む私は、お気に入りのジャケットをいそいそと取り出してきて悦に入ってます。
さて。今夜は拙作「天秤のアンビヴァレンス」について、です。
この長編に着手したのは、もう三年以上前のこと。ファンタジーというジャンルに初めて挑んだのですが、どうにも進め方が掴めず、いまだにプロット上の起承転結でいうと「承」付近でグダグダしている有り様。
遅々として筆が進まないのですが、ようやく区切り良いところまで進んだので、この辺でちょっと報告を挟んでおこうかなと。
第三章に着手したのが、去年の冬。主人公達が洞穴で雨宿りしている鬱々としたシーンからスタート。正直、この物語は私がこれまで書いてきた作品の集大成であり、抜群に重い部類です。その後、世界情勢が文字通り停滞していく中、また筆を止めてしまいそうになりながら、先ほど第三章の章末と次の間章までようやく書き上げました。
長かった。こんなに長くなる予定ではなかった。当初は三話くらいでサクッと終わらせるはずだったのですが、書いてる内にプロットにない細部が膨らみ、倍以上の八話掛かりました。書き手あるあるでしょうか。
あ、夕方に公開した「間章 絶境にて」を読んでくれた方の中で(読むのとはちょっと違うかも知れませんが)、「なにこれイミフ作者アタマおかしいだろ」って思った人がいたら、それは普通の反応です。ご安心ください。
この長編からのスピンオフで「アルキナティアの禁忌」という短編があるのですが、そちらに目を通してもらうと、多少はわかってもらえるかもです。まぁ、わかんなくてもそのまま放っておいてください。大丈夫です、たぶん。
えっと、あとは何でしょうね。
そうそう、いま有月は「秋のインプット祭り」絶賛開催中です。他の書き手さんの作品、普段あまり読まなくて申し訳なく思ってるのですが、この秋はちょっと頑張って色んなのに触れてみようと。これを読んでくれてる創作仲間さん、いきなり感想書きに行くかも知れないので、その際にはよろしくです。
今夜は、こんなところですかね。外は雨が降っています。飲み物でも作って、ベランダでキャンドルの灯り眺めながら過ごそうかなと。
それでは、おやすみなさい。
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