2021.09.25

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2021.09.25

 おはようございます。有月です。  珍しく朝イチ書いてますが、これには理由がありまして。  明日、九月二十六日は前回お話した「第九回文学フリマ大阪」が開催されます。慎重な舵取りが求められる情勢下、イベント開催に漕ぎ着けた運営事務局の方には頭が下がります。  ということで、今回はこの「文学フリマ」というイベントを軽く紹介してみます。 「文学フリマ」という字面だけ見ると、初めての人は身構えてしまうかも知れません。なんだか硬派なイベントを思い浮かべてしまうのは、私だけでしょうか。思うに「文学」という字面に原因があるんですよ。「経済学」「数学」「物理学」とかと同じ並び。「文芸フリマ」だったら、もう少し柔らかかったのに……  という個人的印象はさておき、実際の会場はとてもカジュアルな雰囲気です。普段言葉を交わせない作家さんや創作仲間と会えたり(感染症対策はもちろん必要ですが)、会場でしか手に入らない本と出会えるというのが大きな魅力。価格も総じてお手頃です。買い過ぎ注意。  出店者、来場者ともに老若男女、実に様々な方が行き交います。なかには、いかにも文士風の和装姿もちらほら見受けられ、イベントに華を添えてくれています。  そして、今回の(個人的)目玉はやはり「E-13」千羽社さんブースでしょう。会場入って右手前方。有月が寄稿した「青春アンソロ3」はここでしか手に入りません。通販も予定されているそうですが、少なくとも私の新作短編「潮騒のピアニスト」は、このアンソロ本にしか掲載しません。  私の作品とかどうでも良いという人も、他十四名の豪華執筆陣の中には気になる名前がきっとあるはず。是非この機会に手に取ってみてください……という、やや露骨な広報ですけど、せっかくのイベント前日なのでお許しください。  こういった人が集まる場に気兼ねなく足を運べる日常が早く戻ってくることを祈りつつ、そろそろ結びとしたいと思います。全ての創作活動に関わる人にとって、明日が安全かつ良き一日となりますように。  それでは。
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