27人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
2018.05.20
こんばんは。有月です。
さて、早いもので五月も後半に入りましたが、ようやく今年初の作品の公開に漕ぎ着けました。
「夢の浮き橋」という短編になります。
昨年末に「報酬としての断罪」を公開して、着想自体はその頃からぼんやりと得ていたのですけど、あーでもないこーでもないとイジり回している内に今になってしまいました。タイトルもしっくり来るのが全然浮かばなくて……
でも、「夢の浮き橋」という言葉がふと浮かんできて、これをタイトルにする前提で全体をブラッシュアップして、そこからは早かったです。
なお、「夢の浮き橋」という言葉の出典は源氏物語だそうで。「夢の中で、思う人のもとへ通う道。夢の中の危うい通い路。儚い物」といった意味らしいです。
正直、この作品は起承転結もストーリーもなくて、読んでもらっても「なにこれ?」って印象抱く方がほとんどなんじゃないかなと。夢って脈絡が無くて、知らない内に場面とか切り替わってて、でも大体の展開が自分ではわかってて……って感じを書いてみたかった。
あと、個人的にこれは書かずにはいられない作品だったというのもあります。
さて、年始にも書いた通り、書きかけで放置してしまってる長編、アレの続きに取り組んでます。と言っても、自らの勉強不足からプロットのスクラップ・アンド・ビルドをやってるだけの段階ですけど。
とりあえず、政治哲学をもうちょい勉強します。そんな初夏の夜です、はい。
では、おやすみなさい。
追伸
前回の日誌で書いた彼、帰ってきましたよ。やれやれ……
最初のコメントを投稿しよう!