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「はあ、はあ、はあ」
君の容体が急変したのはそれからまもなくだった。
ベットの上で荒い息を続けた。
意識が朦朧としているのだった。
しかし悪魔は残酷だ。
痛みは頂点に達していた。
もはや君は正常な状態で寝てられなくなり、右、左と体を動かすがそれにも耐えられず、絶えず起き上がろうとする。
見てられなかった。
モルヒネはもうとうに効かなかった。
君は闘っていた。誰と。
もう良いんだよ。やめて。
お願いだから。。。
あんなにやさしい君がなぜこんな目にあうのか。。。
僕は頭を抱えて地面をみつめた。
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