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「悠里、顔赤いよ?」
「そ、それより、今度の日曜日練習試合うちの高校であるみたいだよ!朝比奈くん出るみたいだし、一緒に見にいこ!」
にやにや見てくる杏子の視線がなんだか恥ずかしくなって、話題をそらした。
「そうなんだ。わかった。」
「んじゃぁ、私部活行くね!」
私はかばんを持って教室をでた。
「悠里、わかりやすいんだから。なのに鈍感なんだよね。」
杏子のつぶやきはもちろん聞こえなかった。
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