プチ炎上

2/3
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
数年ほど前に、炎上、つまりネット上で標的にされ叩かれるという目に会いました。 関係ない他人から見たら少しも怖くないことでしょうが、本名・職業・住所も知らない相手から、しかも、面と向かって言葉を交わしたことのない全くの赤の他人からいきなり標的にされて、批判されるのは、理不尽で気持ちいいものではありません。 例えば、ぶらぶら街を歩いていたら、いきなり知らない相手からなれなれしく声をかけられ、こちらが『あんた、誰?』と首を傾げても、相手がこっちはなんでも知っているあんたよりも賢いという上から目線で一方的に好き放題言われるようなものです。 ネットで他人を批判する人間の特徴として、自分の意見が絶対でそれに相手が従うのが当然のルールであり、自分の意見や批評を他人に押し付けるのは、自分が正しく賢いから親切で教えてやってるんだという独りよがりだと気づいていない方がネットには多いようです。 それは、私の私的なブログに個人で観に行ったりしたイベント風景等の写真を掲載していたブログを標的にしたもので、私のエロゲーのライターの仕事とは関係ない本当にプライベートな私的なブログでした。 脳卒中で倒れ、左半身に麻痺が残り、とても東京で仕事を続けていられなくなり、東京のアパートを引き払い、両親のいる名古屋に戻り、左足のリハビリも兼ねコンパクトカメラを片手に色んなイベントを見て周るようになり、それまで東京のイベントを中心に記事を上げていたそのブログに名古屋のイベントの写真を載せるようにしてから、これまでのアクセスとは異なるURLからのアクセスが急増し、奇妙に思い木全伸治と名前で、検索してみると検索結果の上位にコスプレイヤーズアーカイブの鳥頭堂正太郎という方のブログが出てきました。 そのブログには、リンク付きで、私のブログの写真について、イベントの主催者ではない者がイベント風景の写真を撮るのはおかしい、こんな写真で、イベントの楽しさが伝わる訳がないと徹底的に私を名指しで批判していました。 鳥頭堂正太郎という人物を、私は知りません。本名も住所も職業も知らないですし、言葉を交わした覚えも一緒に仕事をした記憶もないです。同業者でもなさそうでした。ゲーム業界の人間ではなく、本当にただの地方コスプレイヤーのようでした。知らない相手ですので反論すると、その鳥頭堂正太郎という方は名刺交換がルールだから、まず、ゲームのライターの俺がコスプレイヤーと名刺交換がするのがルールと、名刺を寄こすことを要求してきました。さらに、「こちらのいう通りにしたら仲良くしてやってもいい」とコメントしてきました。
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!