第仁章 交渉

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えええー!?いや、ごめんね、本当にうちもいっぱいいっぱいなんだよ。これから父兄も来るし、、、。 いや、だからあーーーっ! 一ノ宮さん少ないっておかしいだろうが!! あそこからここまでって!!二つのシマで120席?もっとか? どんだけとってんだよ!! 船女剣道部の女子達がみくりを押さえる。 みくりっ!やめろっ! すみませんっ、 ごめんなさいっ! 仕事増やすなよっヒガシカタっ!! いやっ!だってっ!おかしいすよ!! みくりがみんなの抑えを振り切り その男子に食ってかかる。 その男子は えええ?違いますよ!うちは一ノ宮じゃあ無いよ! うちは初富第一高校ですよ? うちもなんとか24席ぐらい、やっと三列を押さえたんですよ。 お前っ!みくりっっ!! ヒガシカタっ!!謝れっ!! すみませんねえうちの馬鹿が、、、。 え?初富第一高校??? とみくりが驚く。 あの、あそこからココまで、 一ノ宮じゃあ無いんですか? 初富第一の男子が 違うよ~~。このシマの後ろからココまで三列が初富第一で この前の5列が薬園と前原、あっちが京葉大習志野 八千代の学校もあの辺だと思うよ。 えええーー!そうだったんですか!? すみませんっ!ごめんなさいっ! 申し訳無いっす!!! とみくりが焦りながら謝った。
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