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第零章 フザケロてめえ!
みくりが叫ぶっ!!
おおおおおお~?フザケロ!てめぇ!!!
寄越せよ!
イイからそこの席を寄越せって言ってんだよっ!!
二、三年生がみくりの腕を掴み、
すみませーーーん、、、うちの馬鹿が、、、
大丈夫ですから~。
と喧嘩腰のみくりを引き戻す。
チガっ!!違うっ!先輩っ!!
大丈夫じゃ無いっす!
その列、、三本寄越せよ!!24席ぃ!!
おおおおおお!?
あぁあああ!???
ーーーアリーナ観覧席争奪戦ーーー
始めっ!!!
主人公
東片みくりがキレる15分前
、、、、、、
二、三年生が呆れて廊下の手摺にもたれかかる。
先に席取りに入った一年生が謝る。
みくりが
ブルブルと震えていた。
先輩、、、これ?何スカ?本当っすか?
あ?お前らが遅刻したからだろうが!?
そうだよっ!ちゃんと遅刻しなければ取れたんだから、、、。
いや、、、でも、、、
でもじゃねェよ!言い訳すんなや!!
どうすんだよっ!父兄達も当然応援来てくれるし
あたしらの場所も無いじゃんか!?
すみません、、、5席しか取れなくて、、、
先に入場していた一年生がまた、謝った。
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