第壱章 コロサレル?

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朝早くから並んでる一年生達は玄関ドア前から 6列目ぐらいに並んでいた。 8時に到着したみくり達は 列にすらなっていない。 正面入り口ドア前からは10メートル以上離れている。 みくりがドアの方を見ながら先輩に聞く。 あの三人、、、席取れますかね? どうかな?ギリギリじゃん? あいつらの前ざっと70人?80人?ぐらいいる、、、。 先輩達は困った顔をする。 その時、入り口担当の先生が 一際大きな声を出す。 ヨーーーシ!!!そろそろ8時半っ!! ドアを開けるけど、絶対に走るなっ!! そして、ロープで仕切って、30~40人程度づつ入ってもらうゾオーーー!! それを聞き、並びの横列が前に前にグイグイと寄り始めた。 押すなぁーーーーーー!!!! 先生が怒る。 仕切って入れると言ってるだろおおおおおおー! 押したり、割り込みするのを見つけたら後ろにズラさせるゾオーーー! それを聞き、みんなは無理に押す事はしなくなった。 その最中もどんどん外は人が並んでいく。 ざっと300から400人?どんどん増えて行く。 関東大会の予選だから父兄達が来る。 ほぼ県大会だ。
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