37人が本棚に入れています
本棚に追加
泣きながら仰向けに手足を綱を縛られている
ハクの元へ向かう
千尋)ハクー!!!
ハク)千尋!そなたが戻ってくることは
手を離した時から分かっていたよ。さぁ、
今すぐトンネルへ向かうんだ、戻れ…!
千尋)嫌よ…!私はあなたが好き!
だからずっと一緒にいたいの!!!
感情が高ぶり、思わず本音を吐いた
ハク)千尋…。でもそなたが戻らなければ
私が八つ裂きにされる意味がなくなる。
"千尋さえ無事ならば私は幸せだから"
千尋)ハク…!!!
湯婆婆)さあ時間は随分与えた!
始めな!!!!!
その声の後に太鼓が鳴り出す
千尋は湯婆婆の手下の頭に取り押さえられた
油屋の従業員)ハク様ぁ!!!
釜爺)ハク…!
リン)ハク!
千尋)ハクーーーーー!!!
ハク)うぅ…!!くっ…
あああああ!
豚が四方八方から引っ張る
千尋は泣きながらハクと叫び続けた
だかその声は届かなかった―――――――――
最後の声の後に赤い液がきれいに舞った
最初のコメントを投稿しよう!