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「なあ、ミルト。パンツ脱いで、こっちに来い」
「へっ?」
突然の要求に、小さくなっていたミルトが不思議そうに顔をあげ、俺を見てくる。そして、その突拍子もない発言の意味が分からないのか首を傾げてくる。
「いいから、さっさと立つっ!」
俺の号令に飛び上がり、その場にピシリと起立する。目の前に現れた今にも脱げそうなパンツ。俺は素早くそれに手を伸ばし、思いっきり引きずり下ろした。
「ひゃっ!?」
勢いに驚いたのか、ミルトが可愛らしい悲鳴をあげる。露になったふにゃりと垂れ下がるモノを確認すると、俺はベッドの縁に下ろしていた腰を僅かに上げ、そのまま壁際まで移動した。隣室からの声が伝わる壁に凭れ掛かり、ベッドの上に足を投げ出すと、マッパで立ち尽くしているミルトを手招きした。この呼び掛けに最初は指を絡ませモジモジとしていたミルトだったが、再度声を大きくして呼ぶと慌ててベッドの上に膝をつきながら上がってきた。
「ほれ、ここに座れ」
だらりと投げ出した足の太もも部分を指し、そこに座るように促す。相変わらずミルトは恥ずかしがっているが、胸の内にはちょっとした期待もあったのだろう。ゆっくりとした動きで素直に腰を下ろしてきた。ミルト肌が触れ、太ももにヒンヤリとした感触が伝わる。だが、遠慮して腰を浮かしているのか重さがほとんど感じられなかった。
「……あの、トーゴさん。何を……するんですカ?」
同じくマッパの俺の身体を上から下へと視線を巡らしたミルトが、再び視線を上向かせ不安そうに聞いてくる。
「じゃ、そうだな。まずは想像しろ。自分好みの男が目の前で裸になってるとか、そいつがエロい格好で迫ってくるとか」
性経験ゼロのミルトのために、まず基本的なアドバイスを送る。すると、何を想像したかは分からないが、俺の太ももの間にぶら下がっていたミルトのチンコは意外に早く反応を示し、むくりと起き上がってきた。
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