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俺は自分のチンコをミルトに擦り付け、そこから溢れる我慢汁を自身にも絡ませた。お漏らしでもしているんじゃないかと思わせる量の汁に、二本の棒を扱く手はローションなんて必要ないほど滑らかに動いていく。全体を優しく撫で、時に場所を変え、強さを変え、俺の手でミルトと自分自身に快楽の波を与えていく。
「……ぁ……、なに、……コレェ」
他人に与えられる刺激に流され始めたのか、ミルトは俺に指示されることもなく無意識に腰を揺らし、与えられる快楽をもっと強く感じようとしているみたいだった。
「はぁ……ッン。……トーゴ……さん……」
肩に置かれていただけだった冷たい両手はいつの間にか俺の首に絡まり、ミルトの熱い吐息が耳に直接掛かってくる。その熱さに感化されたのか、俺の口からも内に籠った熱が吐き出されていく。
そして、手の中の熱はガチガチになり、もういつ弾けてもおかしくない状態まで来ていた。
「……やっ、トーゴさん、……止めて……くだサイ。ボク、……オシッコが……出ソゥ……」
首に絡んだ腕がキュッと絞まり、ミルトが尿意を訴える。もちろん、それが尿意ではないことぐらい俺は分かっている。けど、オナニーも未経験だったんだ、たぶん射精の経験もないのだろう。ミルトは身体を小刻みに震わせ、自分の中の異変を必死に耐えている。
「我慢しなくていい。身体の思うままに委ねろ」
「デ、デモ……。はぅ……トーゴさんにぃ……」
それでも自分に抵抗するミルトに、俺は言葉ではなく行動で導いた。二本を同時に掴んでいた手をいったん離し、ミルトのチンコだけに添え直す。そして、これまでで一番の力で擦り上げた。
「――――っ!? あぁっ――ンッ!!」
次の瞬間、冷たい腕に首を締め付けんばかりの力が入り、ミルトが悲鳴をあげた。下腹にも力が入り、チンコが大きく跳ねる。そして、俺の腹に向け熱い粘着質の液体を飛び散らせた。
「――くっ」
腹を伝い流れる白い熱と、手の中で震える塊の感覚が下腹部に伝わり、連鎖的に俺も白濁をミルトの腹に向け吐き出してしまった。
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