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・・俺に起きた出来事を俺一人では消化できなくて相当、悩んだ挙げ句やっばり侑李に話すことにした。 ・・シオンの屋敷で見た光景を主に・・ 「ハァ?おまえ、白昼夢でも見たんじゃねぇの?講義中にまた、居眠りでもしてたんだろうが?」 う・・やっばり、そうだよね・・それが普通の人の反応だよな・・ 「侑李、最近・・シオンの屋敷に行った?」 「イヤ、大学に入ってから行ってねぇな」 侑李とシオンと3人で屋敷で遊んでた頃の状景が頭に浮かんだ。 ・・ シオンは、あの満月の夜、俺に見せた光景を侑李にも見せるのだろうか・・? ・・ また・・妙なモヤモヤがわいてきた。 その後も俺の話しは侑李にはどうでもよい俺の妄想か夢で片付けられてしまった。 俺の喉の小骨は刺さったままだった。 「あの人、また来てますよ」 山本くんの声が心なしか弾んでる。 ・・そうなんだ・・このところ毎日、シオンが俺のバイト先のコンビニにきてる・・。 しかも、毎日、ちがう女の子を連れて。 来てくれるのはありがたいが、最近シオン目当てでお店の前に女の子のギヤラリ―が増えて・・なにかとやりずらくてしょうがない。
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