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「しっかし、すごいですね・・シオンさんてモデル見たいでカッコ良くて女の子にモテて羨ましいですよね」 ・・うん、山本くんの言ってることは間違ってないと思うよ・・でもね、大学から二駅も離れたコンビニに毎日、缶コ―ヒ―1本だけ買いに来るのもどうかと思うよ・・? ・・シオンが女の子とくる度に、あの例のモヤモヤが胸にひろがっていく・・相変わらずモヤモヤの正体はわからず仕舞だ・・。 シオンの屋敷を訪れてから1か月程過ぎた・・今のところ俺の周は落ちついてる。 穏やかで少し退屈な日常を取り戻しつつあった。 ・・このまま何事も起こらなければいい。 シオンの話しをすべて受けいれたわけじゃない。・・突然、現れた異世界の話しをまるごと受けいれられような容量を残念ながら俺の脳は持ち得てない・・。 ・・現実と非現実・・わかりたくてもわからない・・ジレンマと焦燥でパンクしそう頭を抱えながら、俺の確かな日常で間違いない場合へと向かった。 ・・ そう、バイトです。
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