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・・シオンと侑李は美人と男らしい対称的なイケメンてとこかな・・。
・・ほらね・・どこに行ってもシオンか侑李と一緒にいると女の子たちの視線が凄い。
・・イケメン滅びろ。
「本当に、こいつの他に女はいないのか?」
大川さんをこいつ呼ばわりしてる失礼な客は、例のゴスロリです・・2度目の来店だ。
大川さんは、なんのことかわからず頭の上に大量の?マ―クを浮かべてる・・
「まさか、本当にこいつなのか?こんな者が好とは意外だ・・」
不思議なものでも見るような目で大川さんをみながらゴスロリが呟いた・・。
大川さんは50才で、ややぽっちゃりした、どこにでもいるような所謂オバサンだ。
・・事態を把握出来ない大川さんの代わりに俺は思いきって聞いてみた・・
「大川さんになんの用ですか?」
「ふん、今にわかる」
相変わらずの言い様でゴスロリは帰って行った。
今日は、山本くんが所属してるサ―クルの飲み会がある為、大川さんとシフトを変更してあった。
・・俺と大川さんのバイトの上がり時間は一緒だった。
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