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教室の窓側。
前から3番目。
出席番号6番。
それが僕だった。
教室中を巡るように徘徊する教師という名の動く監視カメラに気を配りつつ、ノートの端の下らない落書きをする。
「この例題はハ行、四段活用、連体形です。下に言葉が来る場合は…」
古典の授業は妙に眠い。
何か別の事をしていないと起きていられないのだ。
「今日は…6日だから、6番。問題の答えを。」
あぁ。
こういう先生、大っ嫌いだ。
02:先生
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