偽装 の心理 15
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「首都出版までお願いします」 鳴海と河合が乗り込むと、 氷山遊はタクシー運転手に行き先を告げた。 それを聞いた鳴海は少し驚いた。 てっきり市来静江のいる『龍来軒』へと向かうと思っていたからだ。 鳴海は率直な疑問を口にした。
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