海の家

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僕は海が大好きで、夏になると海に行きたくてうずうずする。 会社員の僕は、会社が休みの週末になると、朝早く起きて車で海に向かう。 海に行って砂浜に寝転んで、夏の暑い太陽の光を浴びながら海の波の音を聞くと、なぜか全てのことを無にできる。 僕が27歳になった夏の週末のある日、僕はいつものように朝から海に行っていて、お昼になってお腹が空いたから昼食を食べようと海の家に入った。 その海の家はよく利用するけれど、その日は初めて見る女性店員さんが僕のいるテーブル席にメニューを持ってきてくれた。 その女性店員さんは笑顔で、 「いらっしゃいませ!  ご注文がお決まりになりましたら、お声をおかけください。」 と言って、テーブルの上にメニューを置いて、別のテーブルの後片付けを始めたようだった。 僕が食べるものと飲むものを決めて店員さんを呼び出すと、同じ女性店員さんが僕の席に来てくれた。 僕が注文を伝えると、その女性店員さんは、 「少しお待ちください。」 といって、厨房に注文を伝えに行ったようだった。 僕はその女性店員さんは、スタイルが良くて可愛い系で笑顔が素敵な女性だという印象を持った。 また、接客態度も丁寧で優しく接してくれるため、僕はその女性店員さんに、とても好感を持った。 僕は、週末になると海に行って、同じ海の家を利用するようになった。 僕には海の家で、その女性店員さんに会うという楽しみが1つ増えた。
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