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第一介 三護 はじめては町子
生まれて初めておばあさんからカツアゲされようとしている。
流石にこれがないとオレも歩けない、首を横に振ると「いい度胸じゃないか、若者!仕方ないなぁ…豊田町子!介護用品(グッズ)を解放!」おばあさんが叫んだ途端、押していたシルバーカートが変形をはじめたのである。漫画や映画のCGを見ているようであっという間にロボ犬に変形した。ヤっちまえ~??との怒号でロボ犬がこっちに向かってきた、やばい全く動くことができない!「承認しますか…?承認しますか?」どこからか声が聞こえる。こっちは尻もちをついて動けないし、ロボ犬はこっちを殺りに向かってくる、「承認しまーす!!」無我夢中で叫んだ。ガダ、ガタガタガガガガ!急に手に持っていた杖が動き出し変形をはじめた。気づくと杖はピカピカの右脚に変形したまではよかったのだがロボ犬がしっかりとオレのロボ脚に噛み付いている…離せ!と脚で蹴りあげるとロボ犬はおばあさんのところまで一度戻った。
ロボ脚が話かけてきた。「シルバーウォーにご参加おめでとうございます、ルールはシンプルです。①相手のグッズを破壊または使用不能にする。②対戦相手を気絶させる③降伏宣言をさせる。以上になります。それではオーブを集め貴方に自由を」
物騒だ
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