ラーシェ・ゼー・ストリニベラはただよっていた
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ラーシェ・ゼー・ストリニベラは、ぼーっとしながら、うずくまっていました。 「ねえ、きみ。ここは、どこの海かな?」 青いろのヒトデがラーシェにおもむろにたずねてきたので、ラーシェはその言葉にこたえようとしましたが、そのこたえがどうにもおもいだせなかったのです。 (あれ?ぼくはどうしてこの場所をただよっているんだっけ?そもそもこのみょうにとうめいすぎる場所は…、どこだったっけ?)
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