月曜日

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「あ、お帰り。今日は早かったんだね」 彼女は月曜日さん。 名前の通り、月曜日になるとこの部屋にやって来る謎の女の子だ。 僕が今の会社に入って1週間くらいした頃だっただろうか。 家に戻ると見た事もない女の子が当たり前のように僕の部屋に上がり込んでいたのだ。 その日を境に1週間の月曜日~日曜日までの7日間、各曜日毎に違う女の子7人が僕の部屋にやって来るようになった。 彼女達がどういう理由で僕の部屋にやって来るのかは全く分からないままだが、そんな生活を僕は今日まで3ヶ月程送っている。
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