最高についてた俺の夕方に。

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朝6:00 俺はいつものように目を醒ました。 しかし此処で一つ目の奇跡。 「……寝癖が一つもついていねぇ……」 いつもなら髪の毛にそりゃあ、なんですかコレは。的なしつこいしつこい癖が付いているのに、今日はサラサラビューティな俺の髪の毛。 「……ま、いいか。良いことだし。」 まぁこれくらいなら変なの。まぁ役得役得。ぐらいで終わるじゃん? はい、俺もそうでした。 奇跡。 「……うわぁお。」 あんなに早く起きたのに、いつも時間ギリギリに家を出て、遅刻寸前につく俺が。 自転車で通る所、全部青信号。 飛び出してくる車も子供もいなくて時間五分前に余裕に到着。 しかも担任が風邪とかで一時間目は自習。 二時間目がテストだからってその時間に山を貼れば、当たる当たるその山達。 「うーん。今日の俺って凄いわ、マジで。」 帰りまで良いことずくめで、犬も当たれば棒に当たる。 俺が歩けば良いことに当たる。 そんな事を考えては笑みを浮かべた。 「……んぁ?」 そんとき、ふと下を見てたら何か俺のじゃない陰が丁度俺の頭の上当たりに見えたんだ。
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