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「…なぁ、あんたら誰？」
その後ライは、
呼ぶ奴らを無視してその場に寝っ転がっていたが、
素敵モンスター、シマシマの赤と黒の模様付いたサイの群れに踏み潰されそうになったのだが、
運が良すぎて寝たまま素敵なサイをしたから眺める事になってしまい、
過ぎた後に、足跡だらけののっぱらにやって来た奴らに冷やかされて冒頭に至る。
あぁ、ニヤニヤしなくても分かってるよ、俺が馬鹿だったんだよ。
あんな情けない声出したのは生まれて初めてだったよ。
「お前、おぎゃぁぁあって叫んでたな。」
「ウケる。」
「でもアレで無傷なのは流石だよね。」
「………っうるせーー！」
全く質問に答えない相手らに俺は大声で空に向かって叫んだ。
あぁ、こんなに叫んだのは久々だったよ。
青い空だけが変わらない気がした。
ーーそれ以外変わり過ぎた馬鹿野郎。
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