37.気付けば人…人…人?…

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そこから数時間… 飲め!喰え!潰れそうなら復活しろ!という体に絶対に良くない騒ぎが続いた頃… 「!?」 俺はギルドの外の気配に驚いた。 いや、驚くなってのは、絶対に無理だろう。 俺はカルディネを連れて、ギルドの外に出た。 「な…何を………してるんです? ………… …… … ………アテナさん………」 そこにはアテナさん。 横に男性が一名。 背後の人物は…ウインドルブムに疫神ディザスター!? 気付けば、横の男性の足元には1名更に居た。 って…足元の人…ミッドガルド!? って事は… 俺の言葉にカルディネが視線を上げると、カルディネも夢の中で会ったアテナさんの姿に目を丸くしている。 「それに…お隣の方は、最高神様でしょうね」 俺はその場に跪いていた。 カルディネも状況が理解できたのか、俺に続いて跪いていた。 「カルディネ…アテナさんの横にみえるのが、最高神様だ。 その足置きになってるのが、最初にチョッカイをかけてきたミッドガルドさん。 今はオットマンに転職したらしい。 ミッドガルドさんの兄貴分で、背後に立つ青年がウインドルブムさんで、その横の好々爺が疫神ディザスターさん」 俺の説明に顔を引き攣らせるカルディネだが、俺もその気分だよ。 「おや、大した洞察力だね。 オットマンに気付いた上で、関係性を判断して私を最高神と見抜きましたか。 今日はこの世界で一番、私達に振り回されているだろう子の、結婚を祝いたくて来ました」 最高神様の言葉に、俺はどう反応して良いか判断に迷う。 「兄貴!水臭いですぜ! ウインドルブムと呼び捨てて下さいよ。 それか、略してウインでも構いませんぜ!」 まぁ平常運転振りを見せてくれるのは、ウインドルブムさん。 相変わらず俺を、兄貴に仕立て上げたいらしい。
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