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彼女キョトン。俺もキョトン。
「……は?」
そして、徐々に彼女の顔色は青白いものへと変わっていく。
「うそ」
「人違いです。俺は相模幸助じゃねぇ。鎖神勇士だ」
「嘘よ、うそようそようそようそようそようそよ! そそそそそんなことあるわけ無いじゃないですか! 人違い!? もしそれがホントだとしたら私始末書所の話じゃないですよ!?」
思いの外、テンパり出した。始末書とか今言うなよ。
なに言われても別人です。
少女は徐にどこからともなく取り出した本を開いたと思ったらチラチラと俺を何度か見てきた。多分本人確認だろう。
で、見事俺の予想は的中したようで俺が相模幸助さんではないことが判明したらしい。
「ぐ」
「ぐ?」
「ぐへぇ」
次の瞬間、俺の目の前で金髪美少女が泡を吹いて倒れた。
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