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────ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ……。
「……っ!?」
そんな快楽に背筋を震わせた瞬間、どこからともなく現実が返ってきて、聡乃は面食らった。
場所は一人暮らしのマンションの部屋。
ベッドからずり落ちた身体は床に雪崩れ、片足だけがベットに残っているという古典的な朝を迎えた。
「ゆ、夢……!?」
明るいブラウンの天井を見つめ、我が身に降りかかった事実を噛みしめる。
いつかはやるかもしれないと思っていたが、早々にやってしまった。
都琴に抱かれる夢を見て、そして案の定濡らしてしまった。
そして、内心悔いている。
夢の中でもイキたかった。
もう少し都琴を咥えておきたかった。
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