一章

5/12
前へ
/99ページ
次へ
と、そこへアオトに似た青髪で長身の男がリザードンを連れてきて、 「よう。ユリカにルギア。」 「あ、ニコラスさん。」 「久しぶりだな。」 と、軽く挨拶をして、 「アオト、どんな感じだ?」 「まだ何も言えないな。まあ、お前の言った通り、トレーナーとしての実力は確かにあったな。」 「そりゃよかった。久々にフルバトルするか?」 とニコラスが聞くとユリカが、 「ニコラスさんとは嫌ですよ!?メガシンカ全員同時にできるなんて、チートです!」 さらにルギアが 「それにお前、こんな所で道草して大丈夫なのか?聖者直属のあいつらに目を付けられてるんだろ?」 とルギアが問い、 「大丈夫だ。何せ俺は…いや、何でもない。兎に角心配すんなって。」 とニコラスは返事をした。 そこで、ユリカが 「私の赤いギャラドスを預かっていてもらえませんか?」 「いきなりだな。どうした?」 「最近ゲットしたんですけど、偶に言う事聞いてくれないんです。面倒ごとを押し付けるわけでは無いんですが…。」 「いいぞ。」 と、ニコラスは快諾した。 「ありがとうございます!」 「なら俺も1匹預けなきゃな。そうだな。お前の手持ちはドラゴン寄りか。」 ニコラスは1度自分のボールを見て、 「まあ、お前なら使えるだろ。ガブリアスを連れて行け。いいよなガブリアス?」 と聞くとガブリアスは 「ガブ!(ああ!)」 と返事した。 「OKだそうだ。」 ユリカ「今更なんですが、本当にいいんですか?」 と聞くと、 ニコラス「聞きつけの悪い奴ほど燃える。お前もいつかガキを持ったら分かるさ。さ、早く交換するぞ。」 と言った。 「はい…!」 2人はポケモンを交換した。
/99ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加