一章

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アオトは 「試練だと?まあ、アルフの遺跡に行けば分かるか。」 そしてまた声が聞こえて (アルフの遺跡に来る途中で六聖人と呼ばれる奴がいるはずだ。彼らとも戦ってもらいたい。) 「お前らだけじゃないのかよ。」 (案内人を今から送る。) 「は?」 と言うと、アオトの目の前に魔法陣が現れ、その魔法陣の上には少女がいた。 「私はカナミと申します。アオトさんですね?」 「ああ。(何で知ってるんだ?)」 と、返事をしながら疑問に思っていると、カナミは、 「私は貴方に呼び掛ける者の側にいたので、わかりますよ。」 と、微笑みながら言い、 「さあ、まずは六聖人の方々の所へ行きましょう!時間は待ってくれませんよ!」 と言いながらアオトの手を握り走り出した。 「お、おい!いきなり走ると危ないぞ!」 そして、 「きゃ!?」 カナミは転びそうになった。 しかし、アオトに抱えられていた。 「大丈夫か?」 アオトがそう聞くと、 「は、はい///」 「あと、俺に敬語はいらないぞ?俺もタメ語だしな。」 と言うと、カナミは カナミ「敬語なのは、癖で。」 「そうか。まあ、無理に直さなくてもいい。それより、早く行こう。時間は待ってくれないんだろ?」 とアオトは言った。
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