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「どうすれば戻るかな?分からないから俺に教えてよ蛍」
すると蛍はニヤリと笑い、俺の首を自分の方へと寄せる。
もったいぶるように俺の唇を指の腹でなぞり、もう片方の手でゆるく反応しかけている下肢を探る。
「基臣のこれで俺を元気にしてよ。そうすればきっと俺もきっと元の俺に戻ると思うんだ」
「はいはい、了解しました。さぁ、お手をどうぞ俺の女王様?」
恭しく使える従者の様に蛍の前で方膝を突いてのパフォーマンスを忘れない。
「よろしくね俺の従者の基臣さん」
俺の手に蛍の手が乗ったのを確認すると、そのまま蛍を抱き上げ俺は俺だけの女王の願いを叶える為寝室へと向かったのだった。
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