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襲われそうになった時は間一髪、タクミくんが助けてくれたけど、私はその日、怖くて泣きじゃくった。
「ごめんな?俺がもっと早く来てれば」
「ううん、タクミくんは悪くないよ」
だって来てくれたから。
彼が助けてくれただけで、私は十分。
たーくんはシオンから絶対に守るって言ってくれたし、こんな幸せなことってないと思うから。
その日からたーくんはいつも私のソバにいてくれた。
何かあるたびに守ってくれて、なくなったクツもすぐに探してくれた。
辛かったけど、幸せだった。
タクミくんがいれば、私はどんなことでも乗り越えられるの。
大好きだよ、タクミくん。
ずっと、ずっと永遠に。
ーー
ーーー。
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