1.『捨てたい感情』~近藤悠斗の場合~
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「君が
悠斗
(
ゆうと
)
くん?」 制服を着たその人は、俺に優しく微笑みかけた。長い髪がさらりと揺れ、俺に視線を合わせて屈みこむ。 「今日から君のお姉ちゃんになる、
亜希
(
あき
)
です。よろしくね」 そう言って、その人は俺に手を差し出した。 これが、あの人との初めての出会い。 ――それから俺は、この人に12年も片思いしている。
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