第2章

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「あの、聞いてもいいか? なんで、佳哉と理事長で呼び方が違うんだ?」 会長が聞いてきた 幸哉様を見たらニコッっと微笑ったので、自分から説明をした 「私の本職は教師ではなく、ホストなんです 佳哉様が呼んでいた"翔"は源氏名です 蓮野辺様ご家族には良くして頂いています 勿論、生徒会様のご家族にも」 2度目の固まり しかし、今度は数秒で戻って来た 「へぇ~、ん? もしかしてNIGHTの翔か?」 「はい、そうです 一度しか来店していませんが、よく覚えていましたね 大きく、格好良くなりましたね、絽歌様」ニコッ 会長は顔を恥ずかしそうに赤らめる 「あぁ、5年前だからな」 5年前に一度、絽歌様が来店したときがあった まだ、12歳の子供でとても可愛らしかった
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