自分が自分であるために

始まり

そして待ちに待った診察はたったの10分程で大丈夫ですよ。切れた時に血が出たんだと思いますから心配有りせん。淡々しながらあっさり女医さんに言われて帰りました。

今思えばあの時にペット検査していれば早期発見できたのかもと…二人で会話もなくトボトボ歩いて帰りました。お昼もまだでいつも夏はそうめん冬はにゅうめんを食べていた父は同じく帰ってたらにゅうめんを食べました。

私も仕方なく母が作ったにゅうめんを食べました。
久しぶりに母が作ったご飯食べたら何故か昔食べたうどんを思い出しました。
ネギに油揚げを入れたうどん。その味でした。
私は食べた後用事が済んだから帰ると言って実家を後にしました。

それから一年月日が経ち今度は気持ち悪くなって血を吐いたと姉から連絡がありその時も緊急で東京女子医大に行ったらしく検査が必要と言われまたまたその検査も私が連れて行くことになりました。
因果だなぁと思いながらもまた無言で連れていきました。

検査結果に２週間かかるためまた２週間後に来てくださいと予約を取り行くことになりました。
検査って長いんですよね。本当に待つ方は退屈。
携帯弄ってばかりだとバッテリーがなくなるし携帯使えない場所も多いんです。
そしたら父親が本でも買ってきて見ればとポッケ空小銭入れ出して渡してくれました。
何だやるなぁと思いながら受け取ってコンビニで雑誌買おうと中見たら500円しかなかった。
え～?マジで?これじゃ買えない足りないと思ったけどその気持ちだけで有り難いと自分で払いました。