1人が本棚に入れています
本棚に追加
/50ページ
しばらく静かな時間が流れてたが、
そこで突然ゼウスは笑い始めた・・・!
「フフ・・・ハハハ、
そうか! そういうことか!
あの男は、自分の仲間を地上に見出したということか!
おもしろい!
ならば、地上にいるヤツの血筋を受け継ぐ者ども!
全て根絶やしにしてくれん!!
ハデス!
そなたは他の神々に伝えよ!
地上からやって来る者たちへの歓待の準備をするようにな!
・・・それと・・・ヘファイストスにも伝えておけ、
あの老人・・・ネレウスへの監視を怠るなと・・・な!」
薄暗い雰囲気のハデスは恭しく頭を下げると、
独り静かに、宮殿から離れていく・・・。
そして彼、冥界の支配者ハデスは一人、静かに口を開いた・・・。
「戻ってくるのか・・・
再びこの地に災いを起こすために・・・。」
最初のコメントを投稿しよう!