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「えっ!?
そうなると、どんだけの距離を移動するんだよ!?
もしかしてかなりの長期戦になるのか!?」
「一度、地下に潜ったら、
地上に再び出る事は叶わないと、思うべきだ。
食糧も中で調達することになる。
捕虜の話では、
道にさえ迷わなければ、食事できるだけの環境はあるというが、
どちらにしろ大部隊は難しいだろう。
それで食料面は、
クリシュナが今、ウィグルの村からかき集めてくれている。
こちらから持っていくものと、
現地で採集するものとで、効率よく進めよう。
後は装備品と、武器の準備・・・。
重火器は役に立つまい。
小型で携帯に便利な物にする・・・。
それと、地上の復興は騎士団の連中を狩りだすべきだ。
出発までにランスロットに話をつけておく。」
もう、ほとんどサルペドンは、
今後の展開をまるで予想していたかのようにサクサク進めている。
他の者たちに反論したり疑問の声があげられる筈もない。
・・・そして、
ほんの十数分で、地下世界に突入するメンバーが決められた・・・。
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