第二章 レベルアップ?

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何か…原因でも描いてあるのかと思ってたら意外な事も書かれていた。 『蒼き輝きのサファイア』 と書かれていた。 (これかな?敵の目的は…これって確か地下にあったのと、あの洞窟で見たな…確か) と顎の下に手を当てて考えていた。 プリントアウトしてグラーシーさんに見せようとしたら…血だらけで倒れていた。 「グラーシーさん!大丈夫か!!ヒール!」 と蘇生を唱えていた。 「ハァハァ…ごめんなさい…有難う…」 と途切れ途切れに言った。 「これかな?今回の原因…」 とコピーした紙を渡すと、 「またか…懲りないギルドね。」 と苦笑した。 「…あぁ前回と理由が一緒ね。大元叩かないと終わらないパターン。」 と呆れながら言った。 「そうだ、グラーシーさんあんまり無理しなきで下さいね。」 と心配そうに言うと、 「そうね…無理しないわ。…一応10人は召喚できて此方に向かってるわ。残りはもう少し待ってね。」 と息を粗くして言われる。 「これツイッター見てなければ良いけど…」 と少し心配になっていった。 数時間後、待ってる間に食事と睡眠を取って準備をしていた。 「花さんお久しぶりですなぁ。」 と変わらないもふもふ感の大男、蝦夷熊猫と 「花助久しぶり♪」 ともう一人はヨッサンだった。 「花助じゃないし…二人ともお久しぶりです!元気してました?」 と言うと、 「元気で夜勤やってたって(*≡≡*)ノ"」 と熊猫の言葉を遮りヨッサンが代弁していた。熊猫さんは喋ってなかったね…(××;) 「私は夜勤やって日勤やって大忙しだったよぅ!」 と大の大人が大泣きしてた…相当大変だったのね…と納得する花畑だった。 「熊猫さん、ここの召喚って命使って呼ぶのかな?」 って言うと、 「場合によりけりだよ。大人数だと負担かかる。」 とあっさり答えたです。 「グレーシーさん、あと何人召喚予定かな?私が残りを召喚しましょう!」 と言うと召喚用のエフェクトが出て来て召喚者リストで残りを召喚した。 召喚してもその場では無い所に飛ばされる可能性も視野に入っていた。 
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