第二章 レベルアップ?

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「今回はフルレイドオーダーなので25人呼んでますが集まらない可能性も…あるです。ゴホゴホ」 グレーシーさんは説明すると咳をしていた。とても辛そう… 「…と言う事は、花ちゃんは初かな?」 と傾げて熊猫さんが言うと、 「あ!全員は会ってなかったね、確か…」 と空を見上げた。 (そういえばレベル上げしてなかった…(汗)) 「そう言えば、花さんレベルは何処まで上がったですかな?」 と、自然に言う熊猫さん。 (自然に言うな!) と突っ込みしようとすると、隣から… 「レベル50…致命的レベル低いやんか!何で早う言わんかった!」 とステータス用パネルを見ていたヨッサンが怒り出して装備から武器まで見繕ってくれていた。 「…ごめんなさい、忘れてたわけじゃないですよ?ゲームのし過ぎで此方あんま呼ばれてなかったのとバイト仲間の方教えてたにゃ。」 と土下座していた。ヨッサンは内情を知っていたのでバイトの事も筒抜けだった。 「しゃあないわ…仲間来る迄レベル上げ上げしてくるか!パンダとグレーシー姉御はここで他来るの待ったって!あ!熊猫は護衛ね。」 と淡々と言うと、レベル上するのに近くの丘に二人で向かう。 そもそも、花畑の返事は待たずに引っ張られていった。 レベル上に時間はかからなかった。 ベアベアと言うクマのデッカイのが5匹居てあっという間に倒してレベル上がったのだ。ここでレベル50アップ100まで上がる。 「もうチョイほしい所やな…俺は一応レベル350だから、200までは上げていきたい。」 と花畑に言うと 「ですね。あのクマもうちょい居てくれててもいいのに…」 とやる気十分だった。 (この子、剣の技やスビードは有るのに何で自身のレベル上げてなかったんかな…) とヨッサンは思った。 次に現れたのは、スライム大勢とデカイ鼠大勢が此方に向かって来ていた。 二人はギョッとしてたが、 「これならレベル上がるかな?」 「上がるわぃ!行くぞ花助!」 「はい!…って花助じゃない!花畑だ!?」 と阿吽の呼吸で次々と倒しまくった。
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