はじまり…はオンラインゲームの中で?

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いつもの時間、いつものゲームの、いつものチーム対戦で遊んでる最中…不思議な出来事…。 「ん?何だろ…画面おかしい?」 と、スマホを覗き込み独り事を言う。 スマホが光だし自分を包み込む。 目を開けた次の瞬間… 「何処?ここ…異世界?」 ポカンと口を開いて左右に周りを見てから… なんじゃこりゃ!となった。 草原のど真ん中で左側に遠くに町があった。 反対側はかなり離れて森と暗い道。 手元にはスマホ…何故が麻袋が有り、その中に少量の金貨と衣服と装備品が入ってた。 「こんな小さい袋に入って…手紙?」 と中をゴソゴソしてると手紙が入っていた。 拝啓…冒険者の方々へ… 何名か召喚させて頂きました。 群青の谷ギルドのグラーシーと申します。 突然でごめんなさい、私達を助けて下さい。 地図の印の所へ行きブーブー亭までお越し下さい。 詳細は書ききれないのでコチラでお話します。 武器一式と衣類と金貨を入れておきました。 必ずお越し下さい…。 …コレだけ?説明は地図の所に来いって事? 地図を広げると左側の街ではなく森を越えて暗道を進み…ってかなり歩くんじゃないですか! 空はまだ明るいから歩けるなぁ。 今の時間何時だろ? 自分居た所の時間だと18時だったから…真逆じゃ無いよね…(汗) 「歩きますか!」 と麻袋を持ち上げ装備品を装備して歩きだした。 数分で息が上がり、汗ダラダラ普段は何とでもなるが歩き慣れてなかったのか…休憩に入っていた。 「バイトよりキツイ…」 …スマホ電源落ちてたし付かないし…ってかここ充電は出来ないよね…(T^T) 「そう言えばこの麻袋の中って食料入ってたっけ?」 と言いながらあさり始めるとペットボトルが出てきた…ミネラルウォーターって書いてあるΣ(OωO ) 1口飲んで少しだけ休むと、歩きだした。 「何だか登山部に入った気分…」 ゼハーゼーハー言いながらひと山越えた辺り街が見えて来ていた…がまだ距離があり最後の休憩を取っていた。 まぁ、普通はモンスターとか出てくる筈なのに何も出なかった。
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