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洞窟の中を随分歩いた。
モンスターが中々出ない。今は有り難かったがレベル上げが出来無いのに今更ながら気が付いた…(遅い…。)
「まだ着かないのか?」とここ迄黙ってたエミリーが言うと、洞窟内の地図を見ていたヨッさんが
「もう少しで辿り着くはずやが…何だ?先が無いΣ(゚д゚|||)」
と慌て始めた。
「ここの洞窟内の地図は、侮ってはいけないですよ?何年もコロコロ道筋が変わるから見ないで行く方が正解かと…」と蝦夷熊猫が補足する。
…目の前に分かれ道が現れる。
「どっちや!右か左か?」
「二手に別れるしか無いですね♪」
「…」三人は黙っちゃってます…
「熊猫の意見で行くと、3人と2人に別れるしか無い…」とエミリーが言うと、
「じゃん拳で決めるか?」
「ジャンケンポン!」と皆で言って別れた。
「私と花ちゃんとマグロさんで、もう一組はエミリーとヨッさんと言う事で…」
と話を進めた。
「取り敢えず、魔石を持てる程で袋に詰めて洞窟前に待機して全員来たら帰る。それで決まりですね♪」
皆頷き歩き始めるε===(っ≧ω≦)っ
右側…エミリーとヨッさん組。
「俺で申し訳ない…」
「いいや…熊猫と一緒の方がヤバい気がする。」
と始め青ざめるが最後の方は笑っていた。
こっちはすんなり麻袋に魔石を詰め込んで引き返し入り口に待機していた。
一方、左側…蝦夷熊猫とマグロと花畑組。
何故かボロボロ?敵の洗礼を受けていた。
「こっちはハズレだったの?」(泣)
「そんなこと言ってる場合か!打開策考えろや!」とマグロさんが罵声飛ばしてるが後ろの方で蝦夷熊猫が魔石を集めていた。
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