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花芯の形を確かめるように舌先を這わす。
花弁を口に含んで蜜を吸う。理美の呼吸は
荒く、足が震える。
賢一は理美の背後から一気に攻め入った。
理美は身体の奥まで打ち寄せる波に飲み
込まれたかと思うと、次には引き波に子宮
ごと引きずり出されそうになる。何度も
何度も打ち寄せては引いていく激しい波に
意識が遠くへ飛んでいきそうだ。やがて
身体の奥から湧き上がるオーガズムに崩れ
落ちそうになり、彼女を支えた賢一はその
最も深いところに向かって果てた。
理美は壁に寄りかかったまま動かなかった。
賢一は肩で息をする彼女を背中から抱えて
床に座らせた。
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